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勤労感謝の日は、働く両親に感謝する日? 分からないので調べてみた。【雑記】

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勤労感謝の日は一年の最後の祝日です。
今年は、月曜日なので、3連休となりました。
新型コロナウイルスの関係もあり、どう過ごすか迷った方も多いはず。

 

ところで、この勤労感謝の日について調べてみた。
今年はたまたま月曜日ですがハッピーマンデー制度の対象外であり、
毎年必ず11月23日が祝日となります。

 

え~っ。毎年月曜日のほうが、遊びに出掛けやすいのに!
と思ってしまいましたが、勤労感謝の日について詳しく調べてみました。

 

1.祝日は国の法律で定められている

祝日は国の法律で定められています。
内閣府のHPに、それぞれの祝日の意味が記載されていました。

 

www8.cao.go.jp

 

これによると、勤労感謝の日は
『勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。』ための日とのことです。

 

その他の日も改めてみると面白いですね。
例えば、海の日は『海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。』です。
私も全然知らなかったです。

2.勤労感謝の日の由来

勤労感謝の日は、元々飛鳥時代に始まった、「新嘗祭(にいなめさい)」という
五穀豊穣の神様に、収穫を感謝するお祭りの日が、由来だそうです。

これが、明治6年に「新嘗祭の日」として11月23日を祝日とすることが
制定されたようです。その後、第二次世界大戦後、国民の祝祭日の名称が
見直しされることとなりました。その際に決まったのが「勤労感謝の日」です。

 

2007年に文化の日の前後に移動させて、連休を作ることで、
景気を刺激する対策することも、検討されたそうですが、
「祝日の本来の意味が失われる」と反対論が多く、実現には至らなかったそうです。
さかのぼれば、飛鳥時代から続くことなので、簡単に日付を変えるべきではない
という考えも分かります。

 

3.勤労感謝の日をどう過ごす?

さて、私が子供の時は、『勤労感謝の日だから、今日一日ぐらい、お父さんに
感謝してくれ!』などと、言われたものです。
本来の趣旨『勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。』からすると、
お父さんも、感謝の気持ちを持っていないといけませんね。

 

私は、今年の勤労感謝の日を
『身近なことに、改めて感謝をする日』にしたいと思います。

 

例えば、毎日おいしい食事を提供してくれている、生産者の人。
    今新型コロナウイルスの対策で、頑張っている医療従事者の人。
    くだらない話を聞いてくれる友人。
    道路をボランティアで掃除してくれている近所の人。

 

何も人だけではなく、
例えば、今日、自分が健康でいられること。
    毎日、働いて賃金をもらえる今の環境。
    私たちに恩恵を与えてくれる、自然。

 

感謝の気持ちは、明日を少し豊かにしてくれると思っています。
色々と感謝を見つめなおして、本日を過ごしたいと思います。
みなさんも、良い休日をお過ごしください。