ファイザー社が、日本で初めて3回目接種の承認申請を行いました。
どうやら、提出されたのは海外の臨床試験結果のようですね。
イスラエルでは3回目の追加接種が8月に始まり、アメリカでは9月に65歳以上や、重症化リスクが高い人を対象に承認するとの発表がありました。
日本でどのような判断がされるのか、安全性・有効性がこれから判断されていきます。
詳しいことは、今後情報が開示されるのを待ちたいと思いますが、最近Yahoo!ニュースのコメントに対して、いくつかどうしても、一言いいたいことがあったので、記事にしました。
先行して3回目の接種を進めている国のデータをみて慎重に判断してほしい。
(投稿者がわかってしまうので、要約して記載しています。)
【コメント】
医療業界にいる人間からすると、非常に怖いなと思います。このコメントは言い換えると、日本人は、海外の人で安全が確認されたものしか使わない!という意味ですよね。
どこかの、遠くの、知らない人だけが犠牲になればいいと思っているのかな。。。
また、この考え方だと、例えば日本で生まれた、画期的な治療薬があったとしても、海外でのデータがないから日本人への投与は待とうということになるのですかね?
自分の家族が、助かるかもしれない機会を、自ら放棄することになるのは悲しいですね。
製薬会社の利権が有るのではないですか?
(投稿者がわかってしまうので、要約して記載しています。)
【コメント】
製薬会社の利権って具体的に何だろう?
ファイザーはアメリカの会社ですが、日本政府との癒着があるという指摘でしょうか?
それに関して、私は具体的にそんなことがあるかは知りませんが、日本にどんなメリットがあるのか知りたいです。
それとも、世の中の製薬会社はすべて、奉仕活動を行い、利益を上げてはいけないということでしょうか。
製薬企業は適切な利益を得る、それが研究開発費になる、そしてまた新たな治療方法が生まれていくという循環が、正しく回さなければ、私たちの受ける医療の進歩はあり得ませんが、それでいいですか?
そもそも、日本における薬の値段は、製薬会社が自由に決められるものではないんですよ。(これは、後日解説したいと思います。)
経口薬があれば、リスクのあるワクチン接種は不要。
(投稿者がわかってしまうので、要約して記載しています。)
【コメント】
経口薬はリスクがないと思っていますか?
経口薬だって体にとっては異物なので、副作用が起きる場合もあるので、リスクは確実に存在します。
飲み薬は安全で、ワクチンは危険というデータは見たことがありません。。。
そもそも、その新しい薬が、5年後、10年後どんな体に影響を及ぼすか、ワクチンと一緒で分かっていませんよ?
ということは、あなたはワクチン批判と同様に、もし自分が感染しても、長期の安全性が確認できていない、経口薬は飲まないということですよね?
最後に
今回は、あえて喧嘩を売るような記載になっていますが、Yahoo!ニュースのコメントを見るたび、こういうことが頭をよぎっています。
わざわざ、反論のコメントを残したりしないですが、今回は少し感情が表に出てしまいました(笑)。
正直なところ、今回のウイルスに対する、対応方法について、正解を出すのは大変なんだと思います。だからこそ、みなさんイライラしているかもしれませんね。
なお、どういったデータなのかによりますが、ワクチン3回目の接種に関しては、高リスクの方のみ接種するなど、そういった意見は納得出来たりもします。