新型コロナワクチンの副反応について、いろいろなネットニュースが飛び交っています。
ネットニュースは、手軽にアクセスできてとても便利ですね。
一方で、情報が切り取られていたり、コメント機能によって、批判的に誘導されてしまうという、デメリットがあります。
ヘルスケア業界で働く私は、当然ながらネットニュースを基に、何かを判断することは絶対にありません。
そこでこの記事では、業界の人間がどういったところから情報を得ているのか、お伝えしたいと思います。
また、内容が難しい情報源も多いので、途中で訳が分からなくなったという人のために、最後にわかりやすく解説されているサイトも紹介しますので、ご安心ください!
最重要!厚生労働省のホームページ
まずは、厚生労働省が新型コロナワクチンについてまとめている、情報をまとめているサイトです。
一般の方から、医療従事者まで幅広い人を対象に、情報がまとめられています。
その中でも、副反応に関する情報がまとめられているページも見つけました!
業界の人間は、公的機関からの情報を重要視します。
一部の方は、国は重要な情報を隠している!など批判的なご意見もあるようです。
しかし、では国の公開している情報以上に、信用できる情報源は何でしょうか?
『著名な○○医師はこう言っている!』という方もいらっしゃるかもしれません。
ただし、残念ながら、この国で接種された方の莫大な情報を、一人で情報を収集して、分析・解析することは難しいと思います。
やはり、私たちは公的機関からの情報を、最も信頼性の高い情報として考えています。
各製薬メーカーのサイト
各製薬企業も適切な情報提供のため、専用サイトを立ち上げています。
『ファイザー』
こちらは医療従事者向けのサイトになります。
https://www.pfizer-covid19-vaccine.jp/#/
一般の方には、閲覧不可のサイトのため、簡単にどんな内容か記載します。
- 製品情報や取り扱い方についてまとめてある。
- よくある問い合わせがまとめてある。
- Webや電話による問い合わせの連絡先が記載されている
- 有害事象の収集を行っている。
非常に積極的に、医療従事者に対して情報を提供し、また一方通行でなく、お問い合わせや、副反応が疑われる事項の収集を行っています。
信頼できる情報源として、活用できそうです。
『モデルナ(武田薬品工業)』
モデルナの日本サイトは見つかりませんでしたが、武田薬品工業のホームページに、ワクチンのサイトが見つかりました。
こちらのサイトは、医療関係者・自治体・一般の方と様々な情報が発信されています。
また、先日話題となった、異物混入についても、以下のページで詳細を公開しています。
文字が多くて、読みずらいかもしれませんが、一般の方にもわかりやすい言葉で情報が提供されています。
ぜひ、一度読んでみてください。あなたが、ネットニュースで得た情報と、どれだけ違うか確認していただきたいです!
『アストラゼネカ』
こちらも特設サイトを作って、医療関係者・自治体・一般の方と様々な情報が発信されています。
少し入り口は入りずらい印象ですが、中に入っていくと、わかりやすく解説されています。
首相官邸!?
首相官邸も新型コロナワクチンについて、情報を発信していたんですね!
このサイトは、一般の方に向けたわかりやすい情報が、きれいにまとめられています。
接種回数別の感染者数等については、私も興味が湧きました。
また、首相官邸はTwitterでも情報発信をしているようです。
正しい情報をいかに選択するかが大切
国や製薬メーカーの情報は信じられない!という方、あなたの信じている情報源の信ぴょう性を、ちゃんと自身で評価したことがありますか?
重要な情報だからこそ、自分の意見に寄り添う情報ではなく、自分の意見とは異なっても正確な情報が必要です。
今回は、ヘルスケア業界の経験を生かして、信頼できる情報源をまとめました。
とはいっても、実はすべて身近にある情報だけと、ちょっと手間をかけて探さないと、たどり着けない情報かもしれないのでまとめてみました。
早くコロナが収束し、日常が戻ることを切に願っています!
(居酒屋で宴会したい・・・。旅行に行きたい・・・。)