企業に勤めるちょっと太めの薬剤師のつぶやき

企業に勤めるちょっと太めの薬剤師が、サラリーマンと薬剤師の両方の目線から情報発信します!

【芸能人逮捕】アルコール依存症の恐怖

f:id:pharmacist_sato:20200923222534j:plain

 

2020年9月22日(火)、また驚くようなニュースが舞い込んできました。

 

news.yahoo.co.jp

 

今日の芸能ニュースでも、色々な人が意見を言っていましたね。

被疑者がアルコール依存症ではないかという話も話題になっていましたね。

私自身の見解も、かなり依存症が疑わしい状況であると思っています。

(ご本人とお話ししたわけではないので、あくまでも推測です。) 

 

では、アルコール依存症ってどんな病気なのでしょうか。

一言でいうと、

 毎日のようにお酒を飲んだ結果、脳がお酒に支配されてしまった状態です。

 

よく、依存症の話をすると、『意思が弱いからだ!』とか

『だらしないからそんな風になるんだ!』といった意見を、ちらほら耳にします。

 

アルコール依存症ではない方からすれば、そう思う気持ちもわかりますが、

アルコール依存症の人からすると、どうしても自分の力では抜け出せないのです。

こうしたギャップは、なかなか埋めることができません。

 

また、アルコール依存症と飲酒運転をしてしまうことは別問題だ!

といったコメンテーターもいました。でも、一度この記事を読んでみてください。

 

www.ask.or.jp

 

こういった形で、一度依存症になると、自分ではコントロールできず

しっかりとした治療を受ける必要があります。

治療に関しては以下を参考にしてください。

 

www.e-healthnet.mhlw.go.jp

 

上記は薬物治療について書かれていますが、

薬を飲めばお酒を再び飲めるわけではありません。

 

基本的には断酒です。でも今、依存症の人が、今日から一生断酒ですといわれ

積極的に治療に参加するでしょうか?

だから個人の力では治療に結びつけることすら大変なのです。

だから周囲の協力が不可欠なのです。

 

最後に・・・。

覚せい剤などの違法薬物は一度でも使ってしまうと

やめられなくなりますし、もちろん法律上も犯罪です。

 

アルコールはうまく付き合えば、人生を豊かにすることもできるし

もちろん法律上も、何ら問題ありません。

 

アルコール依存症にならないためにも、定期的に自分の飲酒習慣について

見直してみてください。

ページの最後にアルコール依存症の、チェックリストのリンクを張りますので

是非ご覧ください。そしてあなたの大切な人にも進めてください。

 

alcoholic-navi.jp